令和3年12月定例会一般質問③

2022年1月19日

3.新型コロナウイルスワクチン接種後に体調不良を訴える方がおり、ワクチン副反応ではないかされるされる事が何人かおり、心配しております。直接の因果関係がわからずに沈黙している方も多いのではないでしょうか。

また、感染や濃厚接触時に自宅療養となり、宿泊施設にも病院にも入れず心配で大変だった。という相談がありました。自宅療養から感染者が増える事例も多くあり、なるべく宿泊療養が出来るように、また国や県ではなく市や上十三地域で出来る対応がないか質問しました。

 

山田

アナフィラキシーショック等の副反応の状況は?

回答

市が実施する集団接種及び個別接種会場でアナフィラキシーショックをおこした方はおりませんでした。また、市コールセンターへの副反応の相談件数は、5~11月で161件あり、主な内容は、「発熱」による相談が最も多く、次いで「頭痛」となっております。
いずれも、重篤な状態の方はおりませんでした。

山田

健康被害救済制度による給付申請件数は?

 

回答

11月末までに、市への健康被害救済制度による給付申請はございませんでした。

 

山田

自宅療養を減らすことについての考えと、その対策については。

 

回答

三沢市立三沢病院とは、令和3年3月末に地域医療連携推進法人を設立し、地域医療における中核的な連携体制を構築する取組みを始めております。
新型コロナウイルス感染症についても、両院で、病床利用状況、検査の状況など基礎的な情報共有を行っております。さらに、担当医師間でより詳細な情報交換を行っております。
今後においても、同じ圏域内の病院として、また、地域医療に取り組む共同体として、新型コロナウイルス感染症への対応に努め、地域住民の医療の確保に邁進したいと考えております。

山田

副反応の状況の結果についてですが、電話相談があった発熱や頭痛について、その後の経過観察や経過報告などはあったのでしょうか?接種後の長引く体調不良があっても、因果関係がわからずに相談をしていない、相談しても後遺症だと認定されないと思う、病院を受診したが検査で「異常なし」と言われた、という方もいらっしゃいます。このような接種後すぐの副反応ではない場合は、どうすればよいのでしょうか。

 

回答

市にはそのような相談は入っていないが、コールセンターにまずはお電話をして頂きたいです。

山田

全国知事会の新型コロナ緊急対策本部長代行の福島県知事は「接種後の副反応が続く人が一定数いるのは事実かと思う。全国知事会を通して政府に話をしていきたい」と対応を求める方針を示しています。今は予防接種健康被害救済制度への申請を行っていないかたでも、3回目の接種後にでもコールセンターへ相談して欲しいので、情報発信とその後のフォローを行って欲しいと、要望をしました。

全3回のページをご覧頂き誠にありがとうございます。

これからも皆様からのご意見が市政に反映されるよう活動していきます。