令和4年9月定例会一般質問③脱炭素社会の実現について

2022年10月26日

当市の産業は農業や畜産業、林業や国立公園を中心とする観光業が盛んでありますが、他地域ではその自治体の主要産業をより強固にしながら、脱炭素社会を実現するという取組みがほとんどであります。

当市では農業体験を主とするグリーンツーリズムや、国立公園を中心としてリモートワークやエコツーリズムに以前から注力しており、また奥入瀬渓流を迂回する青撫バイパスが建設されていますことから、環境省が提唱しているゼロカーボンパークが進めやすいのでは考えます。

山田

あと何年で何パーセント削減出来るかなどの数値を算出するために、情報を収集し、前向きに検討する時期と考えますが、市の取組みについて。

 

回答

市では、国の宣言を受けて具体的な取り組みを示す数値目標は掲げておりません。

ごみ減量行動計画を策定し、十和田市役所環境保全率先行動計画で温室効果ガスを削減をすすめ、街路灯や防犯灯のLED化、公用車の低公害車化、庁舎、公共施設への太陽光発電の導入などを行っております。国の脱炭素に向けた目標を達成できるように官民連携した取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 

 

山田

国が選定する脱炭素先行地域を目指す考えについて

 

回答

市といたしましては、脱炭素先行地域に向けて取り組むべきか、引き続き他自治体の事業内容を情報収集し、判断していく考えです。

 

山田

持続可能な社会を次の世代へ受け継ぐため、当市でも脱炭素社会の実現に市民と連携して取り組む姿勢を示し、広く行動を呼びかけていくことが必要ではないでしょうか。そのためにも、まず数値化し情報を収集整理し、前向きに検討する時期にあるのではないか。

十和田市の観光戦略が今年8月に発表されましたが、以前から環境保全や高付加価値商品の開発などにを課題として、サスティナブルな観光地域づくりを目指しています。十和田湖や奥入瀬渓流入り口にバイパスの駐車場が予定されていますが、そこでもゼロカーボンに取り組めるのではと考えます。

今後も脱炭素社会の実現に取り組んで参ります。