令和3年12月定例会一般質問②
山田
市内の太陽光発電と風力発電の現状についてと、国の進める政策を市としてどのように進めるのか
国策である地球温暖化対策としての再生可能エネルギーの利用促進は、市としても大変重要であると捉えており、民間事業者の取組については関係法令等を踏まえ、今後も適切に対応をしてまいりたいと考えております。
山田
全国では全国では景観、防災、生活環境、自然保護などを理由として、
住民や行政との地域トラブル事例が顕在化したことから、
再生可能エネルギーに規制をかける条例の制定が増加しております。
一方で、自然環境や自然環境及び魅力ある景観を維持しながら、再生可能エネルギーの導入をするという、
調和をとるための条例も増えてきています。東北でも秋田、宮城、福島などの自治体が制定しております。
美しい自然環境及び魅力ある景観を維持するとともに、安全安心な生活環境の
保全に寄与することを目的とする、自然環境等と発電事業との調和のための
条例の検討についてのお考えをお聞かせください。
議員ご提案の自然環境等と発電事業との調和のための条例については、自然環境や景観の保全と再生可能エネルギー事業との調和を図るためのものと認識しておりますが、本市において条例を制定するかについては、今後、国や県の進めるエネルギー政策の取組を踏まえ、調査・研究してまいりたいと考えております。
山田
市内に目を向けますと、いつの間にか隣の山の斜面に太陽光発電設備の設置が
進んでた、という事もあり、近隣に住んでいる方は森林伐採による景観の阻害、
土砂災害の発生を危惧しています。
大規模風力発電計画がありますが、
奥入瀬渓流を始めとする国立公園からの景観の阻害、土砂災害の発生、動植物の
生息環境への影響、また古くからの信仰の場所であった文化が保全されないのでは
ないかと懸念されるとともに、周辺住民への事業に関する説明不足により地域住民の反対運動が活発化しております。
市民生活のための、自然との調和をとるための条例です。
今後も検討をして頂きたいです。